固定資産の減損会計は、グルーピングや減損の兆候など難しい論点がたくさんあります。そこで、YouTube・Podcast・インスタグラムを使って内田正剛がわかりやすく簡単に解説します。
減損会計のすべてをわかりやすく簡単に解説!
減損の兆候と減損会計の全体の流れ
減損会計は、いくつかのステップを経て、最終的に減損損失の計算や仕訳へつながっていきます。
このうち、1つ目のステップが「減損の兆候」で、減損してそうな雰囲気が発生している資産を探す作業です。
https://office.uchida016.net/ck-impairment-learning/
固定資産のグルーピング
お金を稼ぐ目的が同じ固定資産を1つのグループにする作業を、「グルーピング」といいます。
理想的には一つ一つの固定資産で減損会計を使うべきでしょうが、固定資産の稼ぐ力を簿価に反映するという目的を考えるとそこまでするメリットも小さいです。
固定資産のグルーピングの連結
複数の会社で1つの商流になっている場合は、連結決算で別対応が必要になります。
例えば、A社で製造してB社が販売しているケースでは、単体と連結で資産のグループが変わるからです。
A社単体では「製品Aの製造」というグループでしたが、連結の観点からは「製品Aの製造&販売」が1つの資産グループになるからです。
https://office.uchida016.net/consolidated-impairment-group/
減損損失の認識の判定とは?
減損の兆候ありと判定されたら、減損しなきゃいけないのかの判定へ進みます。
超簡単にいうと、固定資産が稼ぐお金と簿価を比較する作業です。
ちなみに減損会計では、最終的には稼ぐお金を今の価値に割り引くという作業が必要になりますが、認識の判定では割引はしません。
https://office.uchida016.net/impairment-judgement-rules/
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