「契約資産と債権って何が違う?」「契約資産の意味を知りたい!」そんな方向けのブログ記事です。収益認識会計基準をわかりやすく簡単に解決するシリーズの今回は、契約資産と債権(売掛金)の違いをお伝えします。
契約資産と債権(売掛金)の違いをわかりやすく簡単に解説【収益認識入門】
【契約資産と債権の違い📖】
売掛金は、約束した仕事を全て果たしているので、「あとは期限まで待つのみ⏳」です。
契約資産は一定期間で出てくるので、「仕事を最後まで仕上げる」必要があります💦
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— 内田正剛@会計をわかりやすく簡単に (@uchida016) September 20, 2021
売掛金(債権)の意味
売掛金は、お客さんとの約束を全て果たして「あとは支払期限を待つだけ」という状況になったときに使う勘定科目です。
ポイントは以下の2つです。
- 約束したことは全てやった
- 時間の経過以外にすることはない
契約資産の意味
売掛金と似た用語ですが、いわゆる進行基準で出てくる「売掛金的な」勘定科目です。
まだ売上代金は受け取っていないけど、受け取れる見込みの売上代金みたいなイメージです。
「一定の期間で充足される履行義務(≒進行基準)」は、約束を果たしつつある状況で(簡単にいうと)売上代金をもらえる可能性が高いと判断されたら売上計上します。
もちろん途中で約束をやめてしまったら、お金はもらえません。
ですから、「約束を最後まで果たしたら」という条件付きで売上代金を受け取れる権利が「契約資産」ということです。
この、「約束を最後まで果たしたら」という条件がつくのが、売掛金(債権)との違いです。
今回のブログ記事はここまでなので、「サクッと収益認識会計を知りたい」方向けの僕の記事でも貼りつつ、今回のブログを終わりにしたいと思います。
≫収益認識基準の超入門をわかりやすい図解で解説【まるで教科書】
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