別個と一連の財又はサービスを簡単に解説!収益認識会計基準のきほん

収益認識会計基準でしばしば目にする、「別個の財又はサービス」や「一連の財又はサービス」という考え方はイメージが難しいですよね。今回は、「別個」と「一連」の財又はサービスについて、きほん的な考え方を簡単にわかりやすく解説しました。

財又はサービス

別個の財又はサービス

財は「製品と商品」のこと

「財」というとイメージが湧きにくいので、「製品・商品(=製商品)」と置き換えた方が理解が進みます。

また、「別個」の話が出てくるときは、「複数の製商品やサービスの提供」が想定されています。

別個って?

「別個」は、他のものとは独立した別々のものという意味です。

これを取引にあてはめると、「他の約束を果たさなくても、買主が「お金を払う」という判断に影響がない」ことを意味します。

逆にセット販売のように、「AがないとBを買う意味がない」場合は、別個ではありません。

一連の財又はサービス

1年間の清掃サービスが一番イメージがつきやすいでしょう。

毎日提供されるサービスなので、見た目は365個のサービスです。

でも、バラバラに捉えるよりもセットで捉えた方が実態をより適切に表しているので、売上の会計処理も365個のサービスは「セットで捉えて」考えます。

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