法人税等調整額がマイナスの意味をわかりやすく!税効果会計を簡単に

「法人税等調整額がマイナスってどういう意味?」法人税は費用なので、損益計算書で法人税等調整額がマイナスになってたら意味を知りたくなりますよね。そこで税効果会計をわかりやすく簡単に解説するブログの今回は、法人税等調整額がマイナスの意味を解説します。

法人税等調整額がマイナスの意味をわかりやすく!税効果会計を簡単に

会計がP/Lで示したい税金は利益ベースの法人税

会計が示したい法人税と、法人税が実際に計算した法人税はズレることがあります。

会計も法人税も儲けを計算しますが、両者に差があるからです。

儲けのことを会計では利益、法人税では所得といいます。

実際の法人税の計算


所得は単独で計算するのではなく、利益にプラスマイナスして計算します。

会計の費用が多すぎるとか収益が少なすぎる場合にはプラスを、費用が少なすぎたり収益が多すぎる場合はマイナスをします。

プラスすることを法人税で「加算」、マイナスすることを「減算」といいます。

いずれも、「法人税的には会計の費用・収益の金額は多すぎるの?少なすぎるの?」という視点で見て、修正計算をするという仕組みです。

会計の法人税の示し方

示したい金額と違うといっても、法人税の顔を立てないといけません。

なので税効果会計では、損益計算書で法人税等の数字に手を入れずに、そのすぐ下に「法人税等調整額」という勘定をつかって、間接的に調整を加えています。

つまり法人税等調整額は、会計が実際の法人税等へ調整を加えたい金額という意味です。

法人税等調整額がマイナスの意味

実際の法人税が、会計の示したい税金の金額よりも多すぎるということです。

例えば法人税等が1,000で法人税等調整額が△100なら、会計の示したい税金は900ということです。

なので損益計算書を読む時は、法人税等と法人税等調整額を合計した金額を見る必要があります。

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今回のブログ記事はここまでなので、僕の税効果会計の入門記事でも貼りつつ、記事を終えようと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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