「未実現利益消去の仕訳の考え方を知りたい!」そんな方向けに未実現利益消去仕訳の超入門解説ブログをお伝えします。連結決算をわかりやすく簡単に図解解説するシリーズの今回は、「未実現利益消去」です。
未実現利益消去仕訳の超入門!連結決算をわかりやすく簡単に図解解説
未実現利益はなぜ消さないといけないの?
連結決算はグループ外の会社との取引で稼いだ利益を表示します📝
なのでグループ内での取引で付された利益は消去します✏️ 利益の分だけ棚卸資産も過大になっているので、棚卸資産も減らします🔍
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— 内田正剛@会計をわかりやすく簡単に (@uchida016) April 23, 2021
連結財務諸表は、複数の会社が作っている1つのグループの状況や儲けを示すための決算書です。
一方でグループ内で取引をする場合もあり、会社経営なので利益も乗せて販売します。
連結決算ではグループ内での取引の結果は損益計算書に載せないので、グループ内取引で発生した利益は「未実現利益」として消去する必要があります。
また、グループ内取引ということはまだグループ外へ売れていないという意味でもあるので、グループ内に棚卸資産として商品が残っているということも意味しています。
なので、未実現利益を消去するにあたっては、相手勘定として棚卸資産を減らす必要もあります。
取引イメージ図
連結決算の未実現利益消去の取引のイメージ図です📝
グループ内での取引でも、単体では利益をのせて販売するので、連結仕訳で未実現利益を消す仕訳をする必要があります✏️
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連結財務諸表では、グループ外部との取引で稼いだ利益を損益計算書へ載せます。
一方でグループを構成する各社はそれぞれ独立した会社なので、商品を販売する時は当然利益を載せます。
つまり、連結決算をするときに単に連結各社の単体決算をくっつけただけでは、グループ内取引で付けた利益が残ってしまうのです。
なので、連結損益計算書をあるべき金額へするために、未実現利益を消去する必要があるということです。
必要な仕訳
連結決算の未実現利益消去の仕訳の考え方は、簿記の仕繰繰仕を思い浮かべます🤔
期末は繰仕をするので、繰仕が連結のあるべき金額よりも大きかったというふうに考えると覚えやすいです📝
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21年5月5日に更新します。
未実現利益消去の応用論点
連結決算の未実現利益消去は、売り手が親会社か子会社かで処理が変わります🔍
売り手側に非支配株主がいる場合は、消した利益を非支配株主にも配分する必要があるからです✏️ アップストリームが該当します😀
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21年5月6日に更新します。