繰延税金資産と永久差異の関係を解説!税効果会計をわかりやすく

税効果会計では、会計と税法の一時的なズレ「一時差異」にフォーカスしますが、「永久差異はどうなのかな?」って悩んだことはありませんか?そこで今回は、繰延税金資産と永久差異の関係をわかりやすく簡単に解説します。

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繰延税金資産と永久差異の関係

繰延税金資産と永久差異の関係

繰延税金資産をおさらいすれば答えは明確!

そもそも「税効果会計」「繰延税金資産」って何だったかを思い返せば、答えははっきりしています。

繰延税金資産は、会計と税法の費用を認めるタイミングに一時的なズレがあるので、ズレた結果税金が「会計で想定した税額」よりも一時的に多くなることを、

「税金の前払い」

と考える会計です。

税金の前払い

永久差異は繰延税金資産と関係なし!

この一連の解説に答えが隠れていますよね。

そうです、「一時的なズレ」ですよね。

一時的にズレるだけだから、会計は調整をしているのです。

一方で永久差異は、「解消することのない、会計と税法のズレ」ですから、調整のしようがありません。

なので、今回のブログ記事の「繰延税金資産と永久差異の関係」の答えは、

「関係なし」

です。

【次の記事】

繰延税金資産とは何かを解説した!税効果会計をわかりやすく簡単に

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