収益認識に関する会計基準の「取引価格の配分」で出てくる用語の「独立販売価格」とは何でしょうか?今回は、独立販売価格の注意点をわかりやすく簡単に解説します。
独立販売価格とは?注意点は?
【収益認識会計基準をわかりやすく簡単に66🤔】
✅独立販売価格とは?
→単独で売るときにつけられる値段のこと✅注意点は?
→合理的な見積もりで☝️
→一貫性も✊✅合理的な見積もり?
→入手できる全ての情報を集める✅一貫性?
→同じ状況なら同じ方法で見積もる pic.twitter.com/VwLYOYPyJn— 内田正剛@会計をわかりやすく簡単に (@uchida016_ac) 2019年5月27日
単独で販売した時の価格
商品の販売を伸ばすために、セットで販売するときに「値引き」をすることがあります。
こういった要素を除外した、「単独でその商品を販売するとしたらつける値段」のことを「独立販売価格」といいます。
注意点は?
「合理的な見積もり」と「一貫性」が求められますが、イメージがつかみにくいので、それぞれ解説してきます。
合理的な見積もり?
手に入るはずの情報をすべて入手して、可能な限り最善の見積もりをするということです。
「〇〇の方法を採用すると損だから△△にしよう」というような、「見積もる人の都合によって変わる」ことは認められません。
また、「面倒だから〇〇はやらなかった」というようなことも認められません。
見積もるにあたっては、「最善を尽くす」ことが求められています。
一貫性?
「去年は〇〇という方法で見積もったけど、今年は△△という方法で見積もろう」といったやり方は、認められないということです。
状況が同じであれば、過去から継続した同じ方法で見積もる必要があります。
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