税効果会計の会計処理・集計をしていると、「あれ、繰延税金資産・繰延税金負債のどっちだったっけ?」って混乱することありますよね。そこで今回は、「繰延税金資産の覚え方」をわかりやすく簡単に解説します。
繰延税金資産の覚え方をわかりやすく解説
「一時差異」よりも「前払い」で覚える
繰延税金資産の覚え方には、いろいろありますが、「前払い=資産」で覚えるのが簡単です。
「前払費用」が資産なのは誰でも知っているので、「だったら前払税金も資産」と覚えるのです。
そこまでイメージできたら、「税金の前払い=繰延税金資産」とイメージするのは簡単です。
税効果会計(繰延税金資産)計算表を作る時は?
シンプルに覚えたとしても、次は税効果会計計算表・繰延税金資産計算表を作るときに、加算項目・減算項目とか考えると混乱してきますよね。
そんな時は、
「税金の前払い=税金をたくさん払う」
↓
儲けが会計より多いはず
↓
将来会計より儲けを減らしてくれるはず
のロジックで考えていくと、「加算留保項目」「将来減算一時差異」が繰延税金資産だとイメージできるようになります。
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